化粧品会社ディーエイチシー(DHC)の吉田嘉明会長が政治家に資金を貸し付けたことをブログで批判した弁護士が、吉田氏側から自由な言論を封じる脅し目的の訴訟「スラップ」を起こされ、精神的苦痛を受けたとして損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4日、提訴は著しく相当性を欠く違法行為だったと認め、吉田氏と同社に110万円の支払いを命じた。
吉田氏は渡辺喜美元行政改革担当相に、2010年参院選と12年衆院選の前に計8億円を貸した。DHCは「判決に不服があり控訴したい」としている。
ブログを書いたのは東京弁護士会の沢藤統一郎弁護士。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース